今までの活動 2014年度

■2014年度に行われた研究会を紹介します。

2014年6月28日(土)に第10回研究集会を開催しました

テーマ
子どもの在宅療養支援を考える
-医療的なケアが必要な子どもが家族と暮らすために-

日時 平成26年6月28日(土)13:00-16:30
場所 新潟青陵大学

【プログラム】
シンポジウム
“えがおさんさん”の活動紹介
松尾陽子  (NPO法人 えがおさんさん 代表理事)
新潟県の小児在宅療養支援の取り組みの実際と課題
高橋直美 (訪問看護ステーション ゆうばえ)
小児在宅療養における退院支援の取り組みの実際と課題
庄司なおみ (新潟県立中央病院 新生児
集中ケア認定看護師)

松尾さんは、在宅ケア業を個人で開業したバイタリティー溢れる方で、「看護と介護」の重なりと違いや、福祉と医療一体型のサービスを丁寧にお話くださいました。「制度に縛られない柔軟さと、当事者に寄り添う気持ち」が大切であることを強調されていました。高橋さんは、訪問看護で出会った2例のケースについてお話くださり、迷いながらも、その家庭にあわせて柔軟に、そして真摯に取り組んでおられる様子が伝わってきました。庄司さんは、NICUで行っている在宅移行や、退院支援の現状について詳しくお話くださいました。
 休憩時間にフロアの方々に記載をお願いした質問票には、たくさんの質問やご意見が集まりました。シンポジウム後半は、シンポジストの方々が、一つ一つ丁寧に質問に答えてくださり、学びを深めることが出来ました。

 
シンポジスト 左から、松尾陽子さん、高橋直美さん、
庄司なおみさん

   
 シンポジウムの様子です。 質問票には、たくさんの意見がぎっしりでした。
シンポジストの皆さんは、一つ一つ丁寧にお答えくださいました。


2014年11月8日(土)に第16回研究会を開催しました

テーマ
「こどもと家族に関する看護研究を学びましょう!」
第1部 ミニ講義
講師 渡邉タミ子 (新潟大学医学部保健学科) 
「こどもと家族への研究:テーマの選択・研究計画の立案」60分
講師 本間昭子 (新潟青陵大学看護福祉学科) 60分
 「実践・教育に役立つ研究となるためには」
15:45-16:20  看護研究に関する個別相談会

ミニ講義では、県内の看護系大学の中から、2名の先生に看護研究に関する基礎的な知識をお話していただきました。詳しい資料も配布していただきましたので、参加した方は、何度も見直して、研究計画の作成に役立てていきたいとの声がありました。
個別相談会は、4件のお申し込みがありました。休憩時刻から早速話し始め、時間を過ぎても、話が終わらなかったほど盛況ぶりでした。「今まで、このような機会がなかったので、ありがたかった。」「相談できるチャンスがあるのは、すごく助かる。」との意見が出されていました。研究会の中でも、今後も引き続き、このような機会を作っていきたいと話し合っています。
また企画いたしますので、ぜひご参加ください。


2014年12月7日(土)に日本小児看護学会主催、新潟小児看護研究会協賛で災害研究会を開催しました

テーマ 災害から学び、経験を活かし合う-医療機関における災害対策
プログラム
講演
群馬県立小児医療センター〜災害・減災への取り組み〜
 亀井和宏氏(群馬県立小児医療センターGCU副師長)
小児用ケアパッケージを導入して〜病棟での実際〜
 佐川有子氏 (群馬県立小児医療センター第3病棟副師長)
災害における子どもへの配慮〜東日本大震災の経験から
 古橋知子氏(福島県立医科大学看護学部/附属病院)


全体交流の場では、活発な意見交換が行われました。





(注: ニュースレター、ホームページ等のお写真については事前に承諾をとっています)

次回のご参加をお待ちしています


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