今までの活動 2017年度
■2017年度に行われた研究会を紹介します。
■ 2017年7月8日(土)に第13回研究集会を開催しました
テーマ「多様化する家族への看護を考えよう」
サブテーマ「小児看護専門看護師からのメッセージ」
日時: 平成29年7月8日(土) 13:00〜16:30
会 場:新潟大学医学部保健学科
対象者:どなたでも!
座長 住吉智子(新潟大学大学院保健学研究科)
本間昭子(新潟青陵大学大学院看護学研究科)
講演「こどもが病とともに生きることを支え、家族の力を引き出す!」
講師 田村恵美 (筑波大学附属病院看護師長・小児看護専門看護師)
講演「子どもと家族の看護におけるケアとキュアの融合(統合)について考えよう」
講師 染谷奈々子 (東京工科大学医療保健学部・小児看護専門看護師)
総合討論
「多様化する家族のニーズをどのように気づき、ケアにつなげていけるか」
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染谷先生ご講演の様子 | 田村先生ご講演の様子 |
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総合討論の場 | 質疑応答 |
当日は、ご参加してくださいました方から、たくさんの
質問をいただきました。(参加者限定です、すみません!)
田村先生からは、「こども・家族から教えられた7つのこと」として、「こどもの強さ」「こどもの力を信じること」「家族の再構築への支援」「切れ目のない医療の提供」など、多くの事例をもとに講演をしていただきました。看護外来(在宅栄養外来、移植外来、長期フォローアップ外来、胎児外来、小児神経因性膀胱外来)で活躍されている田村先生の活動の様子は、まさに小児看護にとって理想の看護の形ではないかと感じられるものでした。
染谷先生からは、「ケアとキュアの融合とは」と題して講演をしてくださいました。理論に裏づけされた事例は、小児看護の原点ともいえることばかりで、臨床の中での迷いやチーム間での意思統一について、改めて‘本当に、これでいいのか’、‘病院主導の考えになっていないか’と常に問い直すことが必要であると感じました。講演内容はお二人とも非常に素晴らしいものでした。
■ 2017年11月11日(土)に第19回研究集会を開催しました
テーマ「こどもの発達を促す理学療法の応用」
日時: 平成29年11月11日(土) 13:00〜16:30
会 場:新潟大学医学部保健学科
対象者 :医療職の方であれば、どなたでも!!<BR>
参加募集人数:30人程度
講師 剣持 充 新潟市民病院 リハビリテーション技術科 理学療法士
(認定理学療法士(発達障害)・専門理学療法士(神経理学療法士)
呼吸療法認定士・心臓リハビリテーション指導士
講師 中山 佳子 新潟市民病院 リハビリテーション技術科 理学療法士
第一部
こどもへのポジショニング・リラクゼーションの目的と留意点
ケースに応じた実際
@早産児のNICUから在宅移行後を含めたケア
A人工呼吸器をつけたこどものケア
B 筋緊張の強いこどものケア
C 受講者からの質問に応えて
第二部
ポジショニング・リラクゼーションの実際(演習形式)
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剣持先生ご講義の様子 | 剣持先生ベビー人形で実際のポジショニング |
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実際に楽なポジショニングとリラクゼーション (役員 体当たりで頑張りました) |
中山先生 実際の体位変換を実演 |
次回のご参加をお待ちしています
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