今までの活動 2012年度

■2012年度に行われた研究会を紹介します。

研究会の活動が、「こどもケア」に掲載されました!

本研究会の企画・運営に携わっている小児救急看護認定看護師を中心として、「臨床に役立つ小児救急の技を高めよう!」をテーマに掲げ、小児患者が病院で急な状態変化を起こした際の対応について、小児二次救命処置の啓発運動の一環としてトレーニングコースを開催しました。どうぞ、機会がありましたらお読みください。

こどもケア,Vol.7,no.1,105-112,2012.

   


2012年6月30日(土)に第8回研究集会を開催しました!

テーマ 災害を経験した子どものケア

-こころの傷を最小限にするために何ができるか-

震災後の子どもたちへの心のケアについて、みんなで考えていきたく、企画した研究集会です。新潟県は中越沖地震も経験し、また東日本大震災では近隣県が被災地であり、多くの避難してきた被災者の方たちの支援も行っています。震災を経験した子どもたちへの長期的な支援について、講師やシンポジウムでは、深くて温かいご意見やご示唆をいただくことができました。参加の方も、臨床な看護師ばかりではなく、学校関係者や子育て支援のサポーターなど多岐にわたって、ご参加いただけました。100名を超える参加者の方にご来場いただきました。

場所 新潟青陵大学
日時 平成24年6月30日(土) 13:00-16:30
講演「被災した子どもおよび家族の力を支える〜東日本大震災を通じて〜」
演者:古橋知子 氏(福島県立医科大学看護学部 講師/小児看護専門看護師)

 
  講師の古橋知子先生

シンポジウムテーマ「災害を経験した子どもの心に傷を残さないために」

シンポジスト 

浅野佐恵子氏 (長岡赤十字病院病棟師長)
浅田剛正氏  (新潟青陵大学大学院准教授・臨床心理士)
中山恵子氏 (柏崎市元気館 子育て支援センター)

 
シンポジストの先生方 


2012年12月8日(土)に第14回研究会を開催しました!


第14回 研究会

テーマ「小児看護のGood Practice を追及しよう!!〜こどものスキンケアを学びましょう〜」

日時 平成24年12月8日(土) 13:00-16:30
場所 新潟大学医学部保健学科校舎

プログラム
第1部
講演 「看護力アップ! こどものスキンケアを学びましょう」
講師 山崎紀江氏 (長野県立こども病院 皮膚・排泄ケア認定看護師・新生児病棟副師長)

    

小児医療の現場では、毎日の業務の中で、小児に対するスキンケアが行われています。清拭、沐浴、陰部のケア、オムツかぶれなどを起こしている患児に対して、どのようなケアが子どもに優しく、また最善なのかを試行錯誤していると思います。ケアの原点に立ち戻り、子どもにとっての最前のスキンケアを学び、実践に役立てていこうと企画しました。 講師の山崎さんは、皮膚・排泄ケア認定看護師の実践家でもあり、基本的知識となる皮膚の構造のレクチャーから、正しい洗浄の方法、テープの貼り方・剥がし方など実践を交えて講演してくださいました。集まった看護師らは、小児病棟以外にも、NICU、混合病棟、外来など様々な分野で活躍している実践家の皆さんでした。皆さん、熱心に聞き入っていました。

第2部

チャレンジクイズ フリートーク 「スキンケアのGood Practiceの情報交換をしましょう!」 

   
 


第2部は、チャレンジクイズと、演習でした。演習では、洗浄剤を使って、汚れを落としてみる実験を行いました。皮膚保護剤を塗布した時と、していない時のテープの剥がす力の違いに、驚きの声があがりました。 長野県立こども病院の新生児病棟の方法ですが…と前置きして実践してくださった点滴固定は、参加者の関心も高いものでした。シーネの選び方や、合わせ方なども丁寧に教えていただきました。


折しも、今季最大の寒波の到来という天気予報の日でしたが、終日強風は吹き荒れていたものの、雪にはなりませんでした。翌日は、新幹線も停電して止まるほどの大雪!! 一日違いで奇跡的に難を逃れた研究会でした。役員の誰がは「何かもっている」のではないでしょうか。


(注: ニュースレター、ホームページ等のお写真については事前に承諾をとっています)

次回のご参加をお待ちしています


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