STUDENT VOICE

ワンランク上の臨床検査技師を目指して


検査技術科学専攻 3年
佐藤 奈緒 さん
   臨床検査技師が扱う検査は、血液・尿・病理検査・免疫・微生物など、採取された検体を用いた検査から、心電図、超音波(エコー)検査などの患者さんと直接触れ合う検査など、多岐に渡ります。私は幼い頃から医療に携わる仕事をしてみたいと考えており、進路選択の際に様々調べていく中で、自分の手で行った検査が患者さんの診断に大きく関わることとなる臨床検査技師の仕事に魅力を感じたため志しました。

 新潟大学では、1年次に教養科目と共に人体の基礎について学び、2年次からは実習も取り入れられた専門的な学習が始まります。実習では、疾患による身体の変化を顕微鏡を使って実際に観察したり、現在では全自動の機械を使うような検査を(それに頼らず)自分たちの手で実際に検査・測定してみたりすることで、座学では得ることのできない深い理解と臨床で役立つ技術を身につけることができます。4年次には病院での実習と卒業研究(研究室実習)があり、今からワクワクしています。このような基礎・専門科目の学習だけでなく、自分の興味次第では留学や1年次から所属することのできる研究室での活動など貴重な経験ができます。

 ワンランク上の臨床検査技師を目指して学習に励む日々の中で、部活動に参加することで他の学部・専攻との新たな繋がりができ、充実したキャンパスライフを送ることができると思います。