第8回 医療×LLM ChatGPT活用トレーニング

【開催の概要】
近年,医療分野においても生成AI,とくに大規模言語モデル(LLM)を活用した情報整理・文書作成・知識共有の試みが急速に進展しています.一方で,その仕組みや限界,信頼性に関する理解が不十分なままツールとして利用される場面も少なくありません.本講座では,ChatGPTを中心としたLLMの基本的な仕組みと出力の特徴,管理方法について概説するとともに,具体的な医療文書への応用やWikipediaを事例として活用し,知識整理の実践を通して,生成AIを専門職の補助ツールとして有効に活用するための基礎力を養うことを目的とします.

【想定する参加者】
医療系学部の学生,大学教職員,病院関係者など,生成AIの基礎を学び,業務や教育・研究に活用したいと考えている方.
LLMやChatGPTの未経験者から中級者まで,幅広く歓迎します.

【受講条件】
・ ChatGPT(無料版も可)にログイン可能なノートPCを持参できる方

以下は可能であればご用意ください.
・ Wikipediaのアカウント
・ テザリングなどの各自の接続環境(Wikipediaを実際に更新するときにのみ利用)

【受講者数】
15名程度(予定)

【プログラム】
日時:令和8年1月10日 12時50分 − 16時30分
場所:新潟大学医学部保健学科 ヘルスサイエンス多目的室(A棟4階)
担当者:近藤達也(新潟大学大学院保健学研究科)

時間帯内容
12:50-13:00開会挨拶・案内
13:00-13:20講義:LLMの基礎
13:20-13:30講義:医療知識におけるWikipediaの役割
13:30-13:40講義:ChatGPTの出力を管理する(出典・引用・信頼性)
13:40-13:50休憩・準備
13:50-14:30実習1:ChatGPTによる要約・再構成・翻訳の体験
14:30-14:40休憩
14:40-15:00講義:ChatGPT以外の生成AIの紹介(Claude, Gemini等)
15:00-15:30実習2:ハルシネーション対策とエビデンス付与の実践
15:30-15:40休憩
15:40-16:30実習3:Wikipediaへの応用を見据えた情報整理の実習

【参加費】
無料

【申し込み締め切り】
令和8年1月10日(土)
※募集人数に達し次第締め切らせていただく場合があります.

【参加申し込み】
詳細は後日ご案内いたします.