2026年3月7日(土)

検査技術科学分野の大学院生・河内美帆さんらによる、ペットボトルの飲み残しに含まれる口腔細菌の増殖についての研究が国際誌に掲載されました

 博士後期課程3年の河内美帆さんおよび佐藤拓一教授らの研究グループは,ペットボトルに直接口を付けて飲んだ場合の,口腔からの細菌の流入について検討しました。

 その結果,ペットボトルから直接飲用した直後の緑茶の飲み残しには,Streptococcus,Actinomyces,Veillonella,Schaalia,Gemella,StaphylococcusおよびNeisseriaを含む,103 CFU/mLレベルの口腔細菌が存在することが明らかとなりました。また、飲用24時間後では,Streptococcus,Veillonellaに加えてLacticaseibacillusが特異的に検出され,麦茶系,スポーツ飲料およびオレンジジュースに関するデータと明らかに異なっていました。これらの結果は,飲料のpHならびにカテキン濃度の違いに起因する可能性が高く,微生物学的観点からは,低pHあるいは高濃度カテキンの飲料の方が長期間保存に適していることが示唆されました。

 本研究成果は,2026年3月6日付で国際誌Microbiology and Immunology誌(2026年3月号)に掲載されました。詳細については,Microbiology and Immunology, Vol. 70, No. 3をご覧下さい。

 
 

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