2025年9月17日(水)
検査技術科学分野の大学院生・今井真奈美さんらが、濃い緑茶ペットボトル飲料の、保存可能性について検証しました
検査技術科学分野の大学院生(今井真奈美さん、河内美帆さん)および佐藤拓一教授らの研究グループは、日本で広く販売されている濃い緑茶ペットボトル飲料に着目し、唾液由来細菌の生育について検証するスクリーニング実験を実施しました。
その結果、1)濃い緑茶で増えやすい細菌が口腔細菌のStreptococcusに加えて、旧Lactobacillus(Limosilactobacillus,Ligilactobacillus,Lactiplantibacillusなど)であること、2)検証した6種類の内、特に2種類の濃い緑茶ペットボトル飲料で細菌が増えにくく、保存に適していることが示唆されました。
なお、本研究成果は、2025年9月17日付で、Journal of Oral Biosciences誌に掲載されました。詳細については、Journal of Oral Biosciences, Vol. 67, No. 4をご覧下さい。