2025年3月17日(月)

保健学研究科の大学院生らが、スマートフォン画面に付着・生息する微生物について論文報告しました

 検査技術科学分野の大学院生(高橋七瀬,河内美帆,丸山伸吾,阿部峰士,関口未来)および佐藤拓一教授らの研究グループは、手洗い前後およびエタノール消毒前後の手指,ならびにスマートフォン画面の細菌量・細菌構成を網羅的に探索しました。その結果,スマートフォン画面は(特に清拭や消毒を施していないのにもかかわらず)細菌量が少なく,エタノール消毒後の手指並みで,スマートフォン表面は微生物が生息するにはさほど適していないことが示唆されました。またエタノール消毒によって手指の皮膚常在菌叢の細菌量が大きく減少する一方で,洗浄剤による手洗いによって,細菌構成に大きな変化(特にCutibacterium acnesの割合の減少)が見られました。

 なお,本研究は看護学専攻の卒業研究(指導:柿原奈保子准教授)に端を発し,共同研究・論文発表に至ったもので,2025年3月15日付で,Journal of Oral Biosciences誌に掲載されました。詳細については,Journal of Oral Biosciences, Vol. 67, No. 1をご覧下さい。
 

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