2022年9月20日(火)

検査技術科学分野の大学院生らが、使用済み不織布マスクに付着・生息する細菌の特徴・性質について明らかにしました

 検査技術科学分野の大学院生(丸山伸吾さん、佐野拓人さん、涌井杏奈さん、河内美帆さん、高橋七瀬さん、賀来ながらさん)、4年生(卒業研究生;阿部峰士さん、宮沢美里さん、佐藤彩さん)および佐藤拓一教授らの研究グループは、使用済み不織布マスクに付着・生息する細菌の量および構成について検討しました。

 その結果、①頬部皮膚には、10万~100万個レベルの細菌が生息しているのに対し、②1日(およそ8時間)不織布マスクを使用すると、1万個レベルの細菌が付着すること、③それを1週間、陰干しすると、殆ど細菌が検出されなくなることを見い出しました。論文では詳細な細菌構成についても分子生物学的に解析・報告しています。

 なお、本研究成果は、2022年9月19日付で、Journal of Oral Biosciences誌に掲載されました。詳細については、Journal of Oral Biosciences, Vol 64, No. 3をご覧下さい。
 

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