画像工学 (Image engineering)

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2008:  第2回 第3回 第4回 第5回 第6回
2007:  第2回 第3回 第4回 第5回 第6回
2006:  第2回 第3回 第4回 第5回 第6回
2005:  第2回 第3回 第4回 第5回 第6回
2004:  第2回 第3回 第4回 第5回 第6回

平成19年度 第2回模擬試験(2007年8月)

問題88 画像間演算について誤っているのはどれか.
 1.胸部X線画像の経時サブトラクションではワーピングが必要である.
 2.エネルギーサブトラクションには1回曝射法と2回曝射法がある.
 3.リカーシブフィルタは時間フィルタである.
 4.リマスキング処理は患者の体動による像のずれの補正に効果的である.
 5.同部位を何枚も撮影し加算処理を行うことで,画像の雑音が消える.

 答え: 5    (正答率48.7%)

問題89 誤っているのはどれか.
 1.平行光濃度に比べて拡散濃度のほうが低い.
 2.グレーデル法は散乱除去の方法である.
 3.エントロピー解析は分析的画質評価に用いることができる.
 4.エッジ像を用いてもMTFの計測は可能である.
 5.テストチャートを用いてMTFを計算する際は,Coltman補正が必要である.

 答え: 3    (正答率38.4%)

問題90 高周波領域では,X線写真の粒状性に最も大きな影響を及ぼすのはどれか.
 1.散乱線
 2.増感紙の構造モトル
 3.フィルム粒状
 4.X線量子モトル
 5.焦点サイズ

 答え: 3    (正答率7.6%)

問題91 管電圧,管電流および撮影時間を一定としたとき,写真濃度が低下するのはどれか.
 a.撮影距離を長くする.
 b.低格子比グリッドから高格子比グリッドに変更する.
 c.照射野を縮小する.
 d.低鮮鋭度増感紙を使用する.
 e.被写体-フィルム間距離を短くする.

 1.a,b,c  2.a,b,e  3.a,d,e  4.b,c,d  5.c,d,e

 答え: 1    (正答率56.4%)

問92 MTFをフーリエ逆変換して得られるのはどれか.
 1.ACF
 2.WS
 3.LSF
 4.ROC曲線
 5.RMS粒状度

 答え: 3    (正答率48.7%)

平成18年度 第6回模擬試験(2007年2月)

問題88 画像間演算について誤っているのはどれか.
 1.胸部X線画像の経時サブトラクションではワーピングが必要である.
 2.エネルギーサブトラクションには1回曝射法と2回曝射法がある.
 3.リカーシブフィルタは時間フィルタである.
 4.リマスキング処理は患者の体動による像のずれの補正に効果的である.
 5.同部位を何枚も撮影し加算処理を行うことで,画像の雑音が消える.

 答え: 5    (正答率73.6%)

問題89 誤っているのはどれか.
 1.平行光濃度に比べて拡散濃度のほうが低い.
 2.グレーデル法は散乱除去の方法である.
 3.エントロピー解析は分析的画質評価に用いることができる.
 4.エッジ像を用いてもMTFの計測は可能である.
 5.テストチャートを用いてMTFを計算する際は,Coltman補正が必要である.

 答え: 3    (正答率71%)

問題90 高周波領域では,X線写真の粒状性に最も大きな影響を及ぼすのはどれか.
 1.散乱線
 2.増感紙の構造モトル
 3.フィルム粒状
 4.X線量子モトル
 5.焦点サイズ

 答え: 3    (正答率44.7%)

問題91 管電圧,管電流および撮影時間を一定としたとき,写真濃度が低下するのはどれか.
 a.撮影距離を長くする.
 b.低格子比グリッドから高格子比グリッドに変更する.
 c.照射野を縮小する.
 d.低鮮鋭度増感紙を使用する.
 e.被写体-フィルム間距離を短くする.

 1.a,b,c  2.a,b,e  3.a,d,e  4.b,c,d  5.c,d,e

 答え: 1    (正答率81.5%)

問92 MTFをフーリエ逆変換して得られるのはどれか.
 1.ACF
 2.WS
 3.LSF
 4.ROC曲線
 5.RMS粒状度

 答え: 3    (正答率81.5%)

平成17年度 第2回模擬試験(8月)

問題88 拡大撮影で40μmのエックス線管焦点を使用した場合,ボケの許容を0.12mmまでとすると最大拡大率は何倍が限度か.
 1.3倍
 2.4倍
 3.5倍
 4.6倍
 5.8倍

 答え: 2    (正答率68.4%)

問題89 量子検出効率(DQE)を空間周波数領域に拡張した式で正しいのはどれか.ただし,特性曲線の階調度をG,変調伝達関数をM,ウィナースペクトルをW,単位面積あたりに入射したX線光子数をqとする.

 答え: 4    (正答率42.1%)

問題90 誤っているのはどれか.(複数回答:2つ選べ)
 1.エックス線撮影時はコンプトン効果による散乱が主である.
 2.グリッド比が低いほど散乱線除去の効率がよい.
 3.グレーデル法は散乱線除去の方法である.
 4.グリッド密度が大きいほど鉛はくの陰影が目立つ.
 5.照射野絞りは散乱線除去のに効果がある.

 答え: 2,4    (正答率50%)

問題91 正しいのはどれか.
 1.画像評価方法では物理的評価が視覚的評価より優れている.
 2.粒状度と鮮鋭度とは関係がない.
 3.MTF測定には測定チャートが必須である.
 4.ROC曲線は客観的評価法である.
 5.ウィナースペクトルは粒状度と関係がある.

 答え: 5    (正答率78.9%)

問92 X線写真の鮮鋭度を向上させるのはどれか.
 a.X線管焦点を小焦点から大焦点にする.
 b.被写体-フィルム間距離を短くする.
 c.カセッテへのX線斜入角度を小さくする.
 d.焦点-フィルム間距離を短くする.
 e.高感度増感紙にする.

 1.a,b  2.a,e  3.b,c  4.c,d  5.d,e

 答え: 3    (正答率76.3%)

平成17年度 第3回模擬試験(10月)

問題88 量子検出効率(DQE)を空間周波数領域に拡張した式で正しいのはどれか。ただし、特性曲線の階調度をG、変調伝達関数をM、ウィナースペクトルをW、単位面積あたりに入射したX線光子数をqとする。
2005_10_002.JPG

 答え: 4    (正答率42.1%)

問題89 被写体コントラストに関係が少ないのはどれか.(2つ選べ)
 1.付加フィルタ
 2.mAs
 3.フィルムの感度
 4.被写体厚
 5.照射野

 答え: 23   (正答率13.1%)

問題90 関連の少ない組合せはどれか。
 1.フィルム特性曲線の形状  --- エックス線写真の可検域
 2.MTFの高周波成分の評価 --- 線状陰影の辺縁描出能
 3.RMSの粒状評価     --- 高コントラスト腫瘤状陰影の描出能
 4.小さなビーズ玉のROC評価 -- 低コントラスト顆粒状陰影の描出能
 5.フィルム特性曲線の横軸位置 -- 撮影条件設定時の目安

 答え: 3    (正答率55.2%)

問題91 ウィナースペクトルについて誤っているのはどれか。2つ選べ。
 1.面積の次元を持つ。
 2.画像の雑音変動を周波数解析する。
 3.値が高いほど粒状性が良い。
 4.低空間周波数領域は量子モトルに影響される。
 5.コルトマンの補正を行う必要がある。

 答え: 35   (正答率39.4%)

問題92 自己相関関数をフーリエ変換して得られるのはどれか。
 1.MTF曲線
 2.PTF曲線
 3.ROC曲線
 4.RMS粒状度
 5.ウィナースペクトル

 答え: 5    (正答率39.4%)

平成17年度 第4回模擬試験(11月)

問題88 拡大率1.5倍の撮影を行ったとき、半影は0.3mmであった。
   焦点―被検体間距離を変化させないで拡大率2倍の撮影を行うとき、半影は何mmになるか。
 1. 0.6
 2. 0.5
 3. 0.4
 4. 0.3
 5. 0.2

 答え: 1    (正答率73.6%)

問題89 グリッドの使用で正しいのはどれか。
 a. グリッド比は管電圧に関係しない。
 b. 乳房撮影には使用しない。
 c. コントラストが改善する。
 d. 被写体が厚くなると使用する
 e. 被曝線量には影響しない。
1. a,b   2. a,e   3. b,c   4. c,d   5. d,e

 答え: 4    (正答率78.9%)

問題90 X線写真の粒状性に最も大きな影響を及ぼすのはどれか。
 1. 散乱線
 2. 増感紙の構造モトル
 3. フィルムの粒状
 4. X線量子モトル
 5. 焦点サイズ

 答え: 4    (正答率68.4%)

問題91 撮影距離(SID)d1において管電流iでX線撮影を行ったところ最適な写真濃度が得られた。撮影距離をd2に変更したとき、同じ写真濃度を得るために必要な管電流を表す式はどれか。
2005_10_002.JPG

 答え: 3    (正答率81.5%)

問題92 ウィナースペクトルをフーリエ逆変換して得られるのはどれか。
 1. ACF
 2. MTF曲線
 3. PTF曲線
 4. ROC曲線
 5. RMS粒状度

 答え: 1    (正答率52.6%)

平成17年度 第5回模擬試験(2006年1月)

問題88 関係の組み合わせはどれか。
 1. LSF  ------ MTF
 2. Coltman ------ WS
 3. ROC ------ AZ
 4. DQE ------- NEQ
 5. sampling---- aliasing

 答え: 2    (正答率63.1%)

問題89 デジタルラジオグラフィの特性曲線から読み取れないのはどれか。
 1. 解像度
 2. 相対感度
 3. 入出力直線性
 4. ダイナミックレンジ
 5. システムコントラスト

 答え: 1    (正答率65.7%)

問題90 X線フィルムの特性曲線から得られるのはどれか。
 a. 感度
 b. 鮮鋭度
 c. 粒状度
 d. 寛容度
 e. コントラスト
  1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e

 答え: 3    (正答率94.7%)

問題91 管電圧、管電流および撮影時間を一定としたとき、写真濃度が低下するのはどれか。
 a. 撮影距離を短くする。
 b. 高格子比グリッドから低格子比グリッドに変更する。
 c. 照射野を縮小する。
 d. 高鮮鋭度増感紙を使用する。
 e. 被写体―フィルム間距離を長くする。
1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e

 答え: 5    (正答率84.2%)

問題92 エックス線撮影において幾何学的不鮮鋭度である半影を表す式はどれか。ただし、Fは焦点サイズ、lは焦点被写体間距離、mは被写体フィルム間距離とする。

 答え: 2    (正答率92.1%)

平成16年度 第2回模擬試験(8月)

問題71 拡大撮影で50μmのエックス線管焦点を使用した場合、ボケの許容を0.2mmまでとすると最大拡大率は何倍が限度か.
 1.  3 倍
 2.  4 倍
 3.  5 倍
 4.  6 倍
 5.  8 倍

 答え: 3    (正答率44.1%)

問題72 エックス線写真モトルについて正しいのはどれか.
 a. 増感紙モトルは量子モトルとスクリーンの構造モトルとから構成される.
 b. 量子モトルの影響が最も大きい.
 c. 増感紙-フィルムシステムの感度が高いほど量子モトルの影響が大きい.
 d. 構造モトルは蛍光体層の不均一性が原因である.
 1. a,c,dのみ  2. a,bのみ  3. b,cのみ  4. dのみ  5. a~dのすべて

 答え: 5   (正答率52.9%)

問題73 誤っているのはどれか.(複数回答:2つ選べ)
 1. エックス線撮影時はコンプトン効果による散乱が主である.
 2. グレーデル法は散乱除去の方法である.
 3. 照射野絞りは散乱線除去に効果がある.
 4. グリッド密度が大きいほど鉛はくの陰影が目立つ.
 5. グリッド比が低いほど散乱線除去の効率がよい.

 答え: 4,5  (正答率41.1%)

問題74 管電圧、管電流および撮影時間を一定としたとき、写真濃度が低下するのはどれか.
 a. 照射野を縮小する.
 b. 高鮮鋭度増感紙を使用する.
 c. 被写体―フィルム間距離を長くする.
 c. 撮影距離を短くする.
 d. 高格子比グリッドから低格子比グリッドに変更する.
 1. a,b,c  2. a,b,e  3. a,d,e  4. b,c,d  5. c,d,e

 答え: 1   (正答率58.8%)

問題75 被写体コントラストに関係が少ないのはどれか.(2つ選べ)
 1. フィルムの感度
 2. mAs
 3. 付加フィルタ
 4. 被写体厚
 5. 照射野

 答え: 1,2  (正答率23.5%)

平成16年度 第3回模擬試験(10月)

問題71 拡大撮影で40μmのエックス線管焦点を使用した場合、ボケの許容を0.12mmまでとすると最大拡大率は何倍が限度か.
 1. 3 倍
 2. 4 倍
 3. 5 倍
 4. 6 倍
 5. 8 倍

 答え: 2   (正答率67.6%)

問題72 被写体コントラストに関係が少ないのはどれか.(2つ選べ)
 1. 付加フィルタ
 2. mAs
 3. フィルムの感度
 4. 被写体厚
 5. 照射野

 答え: 2,3  (正答率32.3%)

問題73 誤っているのはどれか.(複数回答:2つ選べ)
 1. エックス線撮影時はコンプトン効果による散乱が主である.
 2. グリッド比が低いほど散乱線除去の効率がよい.
 3. グレーデル法は散乱除去の方法である.
 4. グリッド密度が大きいほど鉛はくの陰影が目立つ.
 5. 照射野絞りは散乱線除去に効果がある.

 答え: 2,4  (正答率64.7%)

問題74 正しいのはどれか。
 1. 画像評価方法では物理的評価が視覚的評価より優れている。
 2. 粒状度と鮮鋭度とは関係がない。
 3. MTF測定には測定チャートが必須である。
 4. ROC曲線は客観的評価法である。
 5. ウィナースペクトルは粒状度と関係がある。

 答え: 5   (正答率61.7%)

問題75 X線写真の鮮鋭度を向上させるのはどれか。
 a. X線管焦点を小焦点から大焦点にする。
 b. 被写体―フィルム間距離を短くする。
 c. カセッテへのX線斜入角度を小さくする。
 d. 焦点―フィルム間距離を短くする。
 e. 高感度増感紙にする。

 1. a、b   2. a、e   3. b、c   4. c、d   5. d、e

 答え: 3   (正答率76.4%)

平成16年度 第4回模擬試験(12月)

問題71 被写体コントラストに関係が少ないのはどれか.(2つ選べ)
 1. フィルムの感度
 2. mAs
 3. 付加フィルタ
 4. 被写体厚
 5. 照射野

 答え: 1,2  (正答率41.1%)

問題72 管電圧70KV、管電流100mA、撮影時間0.3s、焦点-フィルム間距離100cmの撮影条件を、管電圧およびフィルム増感紙を変化させないで、管電流150mA、焦点-フィルム間距離150cmにした。
同一写真濃度になる撮影時間は何秒にすればよいか。
 1.  0.08
 2.  0.15
 3.  0.3
 4.  0.45
 5.  0.6

 答え: 4   (正答率67.6%)

問題73 X線写真の粒状性に最も大きな影響を及ぼすのはどれか。
 1. 散乱線
 2. 増感紙の構造モトル
 3. フィルムの粒状
 4. X線量子モトル
 5. 焦点サイズ

 答え: 4   (正答率67.6%)

問題74 付加フィルタの使用で正しいのはどれか。
 a. 実効エネルギーは低くなる。
 b. アルミニウムまたは銅を用いる。
 c. 低エネルギーX線除去に用いる。
 d. 最高エネルギーは高くなる。
 e. 同じ厚さでは材質にかかわらずX線吸収量が同じである。

  1. a,b   2. a,e   3. b,c  4. c,d  5. d,e

 答え: 3   (正答率100%)

問題75 関連の少ない組合せはどれか。
 1. フィルム特性曲線の形状  --- エックス線写真の可検域
 2. MTFの高周波成分の評価 --- 線状陰影の辺縁描出能
 3. RMSの粒状評価     --- 高コントラスト腫瘤状陰影の描出能
 4. 小さなビーズ玉のROC評価 -- 低コントラスト顆粒状陰影の描出能
 5. フィルム特性曲線の横軸位置 -- 撮影条件設定時の目安

 答え: 3   (正答率44.1%)

平成16年度 第5回模擬試験(2005年1月)

問題71 被写体コントラストに関係が少ないのはどれか.(2つ選べ)
 1.フィルムの感度
 2. mAs
 3. 付加フィルタ
 4. 被写体厚
 5. 照射野

 答え: 1,2  (正答率61.7%)

問題72 関連の少ない組合せはどれか。
 1. フィルム特性曲線の形状  --- エックス線写真の可検域
 2. MTFの高周波成分の評価 --- 線状陰影の辺縁描出能
 3. RMSの粒状評価     --- 高コントラスト腫瘤状陰影の描出能
 4. 小さなビーズ玉のROC評価 -- 低コントラスト顆粒状陰影の描出能
 5. フィルム特性曲線の横軸位置 -- 撮影条件設定時の目安

 答え: 3   (正答率64.7%)

問題73 フーリエ変換を用いるのはどれか。
 1. MR画像再構成
 2. 超音波画像の形成
 3. エネルギーサブトラクション
 4. X線CTのウインドウレベル処理
 5. ボケマスク処理

 答え: 1   (正答率88.2%)

問題74 グリッドの使用で正しいのはどれか。
 a. コントラストが改善する。
 b. 被写体が厚くなると使用する。
 c. 被曝線量には影響しない。
 d. グリッド比は管電圧に関係しない。
 e. 乳房撮影には使用しない。

 1. a ,b   2. a, e   3. b, c   4. c, d   5. d, e

答え: 1   (正答率88.2%)

問題75 X線撮影で散乱線の影響を軽減できるのはどれか。
 a. 照射野を必要最小限に絞る。
 b. 管電圧を高くしてmAsを下げる。
 c. 造影剤を使用する。
 d. 被写体―フィルム間距離を長くする。
 e. グリッドを使用する。

 1. a,b,c   2. a,b,e   3. a,d,e   4. b,c,d   5. c,d,e

 答え: 3   (正答率82.3%)

平成16年度 第6回模擬試験(2005年2月)

問題71 画像間演算について誤っているのはどれか.
  1.胸部X線画像の経時サブトラクションではワーピングが必要である.
  2.エネルギーサブトラクションには1回曝射法と2回曝射法がある.
  3.リカーシブフィルタは空間フィルタである.
  4.リマスキング処理は患者の体動による像のずれの補正に効果的である.
  5.同部位を何枚も撮影し加算処理を行うことで,雑音の少ない画像が得られる.

 答え: 3   (正答率76.4%)

問題72 画像のデジタル化で誤っているのはどれか。
 1. 標本化定理を満たさないとエリアシングが発生する。
 2. ナイキスト周波数は標本化間隔に依存する。
 3. 階調数が多いと量子化誤差は小さい。
 4. 量子化のあとに標本化を行う。
 5. データ量は画素数に比例する。

 答え: 4   (正答率97%)

問題73 写真コントラストに関係が少ないのはどれか。
 1. 管電圧
 2. フィルムの種類
 3. 付加フィルタ
 4. 現像処理条件
 5. 撮影時間

 答え: 5   (正答率94.1%)

問題74 X線写真の鮮鋭度を向上させるのはどれか。
 a. X線管焦点を大焦点から小焦点にする。
 b. 被写体―フィルム間距離を短くする。
 c. カセッテへのX線斜入角度を大きくする。
 d. 焦点―フィルム間距離を短くする。
 e. 高感度増感紙にする。

 1. a,b   2. a,e   3. b,c   4. c,d   5. d,e

 答え: 1   (正答率97%)

問題75 撮影距離(SID)d1において管電流iでX線撮影を行ったところ最適な写真濃度が得られた。撮影距離をd2に変更したとき、同じ写真濃度を得るために必要な管電流を表す式はどれか。


 答え: 4   (正答率91.1%) 

Last update : 2007年02月19日 19:24