平成16年度学長裁量経費教育プロジェクト事業
「臨床化学系基礎実習への機器分析導入と独自教材開発」
医学部保健学科検査技術科学専攻・教授 藤原直士
同 ・助手 渡辺洋子
本教育プロジェクトでは、臨床化学系実習(「病態化学分析学実習」)
をモデル実習科目として、機器分析の
導入をはかるため、@高速液体クロ
マトグラフ法、Aイオン選択電極法、
B蛍光光度法の3項目の実習授業を
実施した。これら機器分析に対する学
生の意識は高く、機器の仕組みや操
作方法について体験させ、その特性を
理解させることができた。また、機
器分析実習に用いる機材、器具等の充
実を図ることができた。実際の手順
に即した実習指導書も作成した。さら
に、学生に実習結果の発表を課して、
報告方法や表現能力を高めるための指
導も実施した。今年度以降、この実
習を受けた学生の病院等での臨床実習
における学習効果を追跡するととも
に、臨床実習指導に携わる病院検査部
の指導担当者等と意見交換を行う教
育FDを実施する予定である。
実施報告
実習
教材内容(項目のみ)
実習風景
高速液体クロマトグラフィー
蛍光分析
検討会1(発表)
検討会2(検討)
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