第16回学術集会 開催のご案内

テーマ:「新潟発
     医療と福祉をつなぐ
     ケア連携」

第16回学術集会長

新潟大学大学院保健学研究科看護学分野 教授
内山 美枝子

 新潟看護ケア研究学会は設立して16年目を迎えます。15年目の大きな節目を超えられたことは本学会としましても意義のあることと思います。16年目の本学会の目的は、本学会名でもある「新潟看護ケア研究学会」という新潟という地域特性を活かした看護ケアについて検討する拠点として進めていきたいと思います。

 令和6年(2024年)4月には医療法の改正、第8次医療計画、地域医療構想など、医療福祉の状況も大きく変革する時代に入りました。また災害や感染など、緊急の状況における生活者をどのように支援するのか、大きな課題があります。

 新潟県は広域で離島もあるため、医療・看護の地域偏在といった課題があります。これらをどのように解決すべきか、地域の特性を活かした活動が必要と思います。

 今回の学術集会では、テーマに「新潟発 医療と福祉をつなぐケア連携」を掲げました。地域医療福祉について皆様と検討したいと思います。特別講演では、佐藤 美由紀 先生(新潟大学大学院保健学研究科公衆衛生看護学 教授)より、「地方の特徴を生かした医療と福祉と」についてご講演いただきます。シンポジウムでは、新潟県十日町市における医療と福祉の連携状況を共有し、今後の地域医療福祉についてご参加の皆様と共に検討したいと思います。

 今年もオンラインで、自由な参加が可能な形式で開催いたします。活発な交流の場となるよう、会員・非会員を問わず、気軽にご参加いただけるとありがたく思います。

2024年4月吉日