現役大学院生インタビュー(検査技術科学分野)

苦労して何度も実験して、よい結果が出ると嬉しいです

 

後藤若奈さん(博士前期課程、成田(美)研究室)

 

1.最初に簡単な自己紹介をお願いします。

出身は静岡です。出身大学は、新潟大学保健学科検査専攻で、大学院は大学4年生の卒業研究でお世話になった研究室へ進みました。

2.どんな研究をされているんでしょうか?

一言で言えば、がん治療に関わる検査法の開発です。私が所属している研究室では、主に腫瘍免疫に関する研究を行っており、私は、抗原特異的細胞傷害性T細胞の機能解析について研究しています。抗原特異的細胞傷害性T細胞とは、ある特定の腫瘍抗原を認識し、その抗原をもつ腫瘍細胞を殺す能力をもっているTリンパ球のことです。このTリンパ球について、受容体の種類の解析や抗腫瘍活性の測定等を行い、抗原特異的細胞傷害性T細胞の機能を明らかにすることを目指しています。

3.大学院生の「典型的な1日」について、お聞かせ下さい。

朝9時頃に学校へ行き、試薬の準備や実験などを行います。実験中の空き時間に、論文を読んだり、実験データをまとめたりしています。お昼になると、院生室で他の院生と一緒に食べています。午後も引き続き実験をし、実験が終わると帰宅します。だいたい20時頃には帰宅するようにしています。

4.大学院を修了した後の進路や、将来の夢をお聞かせ下さい。

大学院を出た後は、病院に勤めようと思っています。

5.大学院生をやっていて、「楽しいこと」ってどんなことですか?

実験が上手くいった時です。苦労して何度も実験して、よい結果が出ると嬉しいです。あと、学部生の時には先生方とゆっくり話す機会はありませんでしたが、大学院生になって先生方と話す機会が増え、いろいろお話しできるのは楽しいですし、自分自身の進路について考える上でとても参考になります。

6.お金の面など、大学院生生活の上で、大変なことはありますか?

大学院では、自分が主体となって研究を進めて行くので、スケジュールも自分で決めます。なので、決められたスケジュールに沿って動いていた学部生の頃と勝手が違うので、最初は戸惑うこともありました。また、お金の面では、大学卒の人たちよりも2年分学費が多くかかるという点では大変かもしれませんが、奨学金などを利用することもできます。