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小笠原映子准教授(看護学専攻)が国際モダンホスピタルショウ2016にて、看護アイデアde 賞のITde賞を受賞

小笠原映子准教授(看護学専攻)らの研究グループが、国際モダンホスピタルショウ2016(7月、東京)において、看護アイデアde 賞のITde賞を受賞いたしました。

 国際モダンホスピタルショウ(International Modern Hospital Show)は、「病院をはじめ、保健・医療・福祉分野における質の向上、充実に役立つ機器、製品、システム、サービスなどを幅広く展示し、最新情報の発信および情報交流の場を提供することにより、健康福祉社会の発展に寄与する」ことを目的に、一般社団法人日本病院会他の主催で開催されており、今年の第43回は「健康・医療・福祉の新時代へ ~連携と地域包括ケアの充実を目指して~」をテーマに、350社の出展、8万人の来場者を迎え、東京ビッグサイト(東京国際展示場)で盛大に開催されました。

 このショウの中で、特別企画(第9回看護アイデアde 賞)として、患者さんのケアや医療施設に携わる方たちの着眼によって生み出された様々な改善工夫・アイデアで実現した作品が募集され、小笠原准教授らの「e-ケアメモ」がIT de 賞に選ばれました。

 【受賞作品】

e-ケアメモ(新潟大学医学部保健学科ほか、高崎健康福祉大学訪問看護ステーション、すなやま訪問看護ステーション、近畿大学、群馬県立県民健康科学大学との共同研究・開発)

【解説(下記の写真参照)】

 訪問看護では患者さんの生活様式に応じてケアをアレンジするため、看護師間で共有するケア情報は多岐に渡ります。この情報共有の役立てるために、モバイル端末を用いたケア情報共有ツールを開発しました。ケア情報共有ツールはモバイル端末上で写真に直接コメント等を書き込めるため、短時間でわかりやすく、当該患者さん専用のケア手順書を作成できます。また訪問看護では紙媒体での情報共有場面もあることから、印刷機能も追加しました。さらに、クラウドを利用した情報共有のほかに、コスト面を考慮したシンプルな仕様も開発しました。本ツールで作成したケア手順書は写真という視覚的情報と最小限のテキスト情報で構成されていることから、短時間でケアの手順内容や留意点を確認できる、という利点があります。

林はるみ准教授(男女共同参画推進室、GSH研究実践センター)が第15回日本不妊カウンセリング学会学術集会にて優秀賞を受賞

 林はるみ准教授(男女共同参画推進室、GSH研究実践センター特別協力委員)が第15回日本不妊カウンセリング学会学術集会(2016年6月、東京)で優秀賞を受賞いたしました。

【受賞演題】将来の妊娠に向けたからだづくりをめざした公開講座『将来子どもが欲しいあなたへ』の実践報告(林はるみ,石田真由美,坂上百重,サトウ 恵,高橋俊博,池主雅臣,中村 勝,西方真弓,西原亜矢子,堀田かおり,山崎芳裕,青木萩子)

 保健学研究科GSH研究実践センターは、性尊保健(Gender Sensitive/Specific Health)に関する研究を強力に推進・展開しており、本発表は、公開講座「将来子どもが欲しいあなたへ」を総括したもので、この中で、林准教授は、(1)不妊に関する情報や知識の不足または無いことへの課題、(2)新潟県内の特徴を踏まえた今後のありかた、等について提言を行い、高い評価を得ました。

 

【解説】

 (1)「不妊に関する情報や知識の不足または無いことへの課題」とは:

 「不妊治療を受けるカップルをはじめ、その親や周囲の方が、不妊治療に関する正しい知識(情報)を得る機会が少ない」ということです。 例えば、体外受精(顕微授精)などはよく知られている治療法で、実際に体外受精を受ける方が激増していますが、高額であることや連日注射が必要なこと、妊娠し生児をその手に抱けるのは20%台に留まり、成功率は3割に満たない治療法でもあります。 この現実が知られていないことによって、(a) 閉経が近づいてもなお治療を続ける、(b) 夫や夫の家族から子どもを持つことを期待し続けられてしまう、(c) 養子縁組等の機会を逃してしまう、(d) 第三者の卵子提供による45歳前後の妊娠、(e) 不妊に起因する離婚、等が起きている現状があります。

(2)「新潟県内の特徴を踏まえた今後のありかた」

 新潟県の特徴は地理的に南北に長いことと、不妊治療を専門とする産婦人科医師の偏在が顕著、という点です。体外受精など胚を扱う不妊治療を行える病院やクリニックのほとんどが下越地方の新潟市内に集中しており(7施設)、他は新発田市に1施設、中越地方は4施設、上越地方は3施設であり、県北や豪雪地域にはありません。 不妊専門の医師が不在の地域は、看護職等も治療に関する知識を得ることが難しくなるため、不妊で悩むカップルのサポート体制が築きにくくなります。 この状態では、上述(1)の状況を引き起こし、悪循環となります。不妊医療過疎の地域で暮らす不妊のカップルへの支援体制が喫緊の課題であります。

 

専門看護師(CNS)コースのご案内

 

専門看護師(Certified Nurse Specialist, CNS)とは、複雑で解決困難な看護問題を持つ個人・家族・集団に対して、水準の高い看護ケアを提供する技術と知識を持つ看護師として、日本看護協会が認定する資格です。2016年1月現在、1,678人の専門看護師が全国で活動しています。

新潟大学では、「慢性看護」「がん看護」「母性看護」「地域看護」の4分野でCNSコースを開設しており、「遺伝看護」の平成29年度開設の準備を行っています。現場で直面する課題に新しい発想でチャレンジしたいと考えている方、自らがステップアップすることで看護ケアの質を高めたいと考えている方、大学院CNSコースで看護実践のスペシャリストを目指しませんか?

詳しくは、下記をご覧ください。

>> 本学の専門看護師(CNS)コースの詳しいご案内

>> リーフレット(印刷・掲示・配付等、ご自由にお使いください)

平成29年度大学院保健学研究科(博士前期・後期課程)学生募集要項を公開しました

横野知江准教授(看護学専攻)が第25回日本創傷・オストミー・失禁管理学会学術集会で会長賞を受賞

 横野知江准教授(看護学専攻)が第25回日本創傷・オストミー・失禁管理学会学術集会(2016年6月、金沢にて開催)において、学術研究部門で会長賞を受賞しました。日本創傷・オストミー・失禁管理学会は、医師、看護師、医学・看護学研究者、工学研究者などの様々な領域にわたる学会員(総数:2,300名余)で構成されており、今回の第25回学術集会には2,000名弱が参加し、盛会を極めました。
 受賞演題は「皮膚・排泄ケア認定看護師特有のストレッサー解決に向けたアプローチの検討」で、研究概要は以下に示す通りです。今回、口演105演題、示説36題のうち、学術研究部門で、横野准教授の演題が受賞しました。

【研究概要】皮膚・排泄ケア認定看護師(以下WOCN)が病院で組織横断的に褥瘡管理を行うためには、関係職種に対して調整力を段階的に発揮する必要があるが、各段階において固有のストレスが生ずる。これらのストレスを軽減するために、関係職種に対する調整力とストレス対処力を高めるプログラムを開発し、WOCN特有のストレッサーを類型化しストレス事例集を作成した。しかし、WOCNがそれらのストレッサーをどの程度抱えているのか、またストレッサーと調整力がどの程度関連しているのかは不明であった。そこで、ストレッサーと調整力の実態を明らかにし、双方の関係を検討することを目的とした。その結果、ストレッサーでは医師の態度1項目、タイムマネジメント5項目の得点が高かった。また、医師の態度、タイムマネジメントは調整力と相関関係がみられなかった。このことから、調整力尺度項目の強化のみならず、医師の態度に対しては、ストレス事例集の活用による複雑な調整力の習得、タイムマネジメントに対しては、管理者にWOCNの業務実態を示す必要性が示唆された。

 

野崎洋明助教(検査技術科学)らの研究チームが『脳小血管病の新たな発症メカニズム』を解明

脳小血管病の新たな発症メカニズムを解明 ~血管性認知症治療に繋がる発見~ (研究内容をご覧になりたい方は、クリックしてください)

新潟大学保健学研究科(専門分野:神経内科学)野崎洋明(のざき ひろあき)助教、脳研究所分子神経疾患資源解析学分野の加藤泰介(かとう たいすけ)特別研究員、脳研究所神経内科学分野の小野寺理(おのでら おさむ)教授らの研究チームは、京都府立医科大学神経内科の水野敏樹教授らの研究チームと共同で、脳血管障害による血管性認知症(脳小血管病)の新たな発症メカニズムを明らかにしました。本研究の成果は平成28年5月24日発刊の米国神経学アカデミー学会誌NEUROLOGY(Impact Factor 8.286)(4月27日オンライン)に掲載され、同号の表紙を飾ります。

成田啓廣助教(放射線技術科学専攻)がAAPM Spring Clinical MeetingにてBest Poster Awardを受賞

 放射線技術科学専攻の成田啓廣助教が、2016年3月5日、アメリカ医学物理学会(American Association of Physicists in Medicine: AAPM)の2016 Spring Clinical Meetingにて、Best Poster Awardを受賞しました。アメリカ医学物理学会は、8千人以上の医学物理士によって構成され、2012年から年次集会(Annual Meeting)とは別に、Spring Clinical Meetingを開催しています。
 受賞演題は「Generating nodule-like object functions for CAD performance evaluation in lung cancer screening: Feasibility study」で、その内容は、X線CT装置の空間分解能指標を利用し,肺がんCT検診におけるコンピュータ支援診断システムの新たな性能評価方法を提案した、というものです。今回、24演題がエントリーした「Best Poster Competition」のセッションで、成田助教の1演題のみが受賞するという快挙を達成しました。

坂本信教授(放射線技術科学専攻)が日本機械学会北陸信越支部賞(優秀講演賞)を受賞しました

平成28年度大学院保健学研究科(博士前期・後期課程)学生募集要項(第3次募集)を公開しました